各位
法曹倫理国際シンポジウム東京2020(ILEST20)「守秘義務と公益」について速やかに広報頂き、誠にありがとうございます。
本シンポジウム開催に向けて、主催者「弁護士および弁護士会の職業倫理的当為の研究会」は月例の研究会を含め、昨年4月から準備を重ねてきました。
が、新型コロナウィルス感染症のリスクが日増しに高まっております現在、ご参加の方々のご健康、またもしもの場合の諸影響を考慮し、シンポジウムおよび懇親会のいずれも中止することといたしました。
たいへん心苦しいのですが、中止やむなきとの判断に至った事情ご賢察の上、ご海容賜り、法曹倫理国際シンポジウム東京2020「守秘義務と公益」中止の旨、周知いただければ幸甚に存じます。
なお、本シンポジウムで披露予定であった研究成果を共有する方途を追求しており、3月6日(金)までに下記事務局までメールにてお名前・ご所属・送付先のご連絡を頂ければ、着払いでよければ後日、予稿集(シンポジウム当日に配布予定であったもの)の他、さらに提供可能な資料があれば、お送りいたします。
記
研究会事務局 弁護士・矢野亜紀子
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法曹倫理国際シンポジウム東京 2020
International Legal Ethics Symposium in Tokyo 2020 (ILEST20)
守秘義務と公益
Confidentiality and the Public Good
【開催要領】
2020年3月7日(土)
東京大学本郷キャンパス法3号館8階(801号室)
地図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_03_j.html
●参加無料・要事前申込(先着90名様)
●参加対象者:法律専門職・研究者
●お申し込み先 研究会事務局 弁護士・矢野亜紀子(symposium2020@mishimalaw.jp)
主催●
弁護士および弁護士会の職業倫理的当為の研究会
科研費基盤研究B「法曹倫理の三元的展開―当事者・法曹・専門職自治組織の役割」
助成●
公益財団法人 野村財団
協賛●
日本弁護士連合会
International Association of Legal Ethics (IAOLE 国際法曹倫理学会)
公益社団法人 商事法務研究会/愛知法曹倫理研究会/早稲田大学法曹倫理研究会
【プログラム】
司会 佐藤 正謙 (東京大学教授・弁護士)
9:30
開会の辞 菊地 裕太郎(日本弁護士連合会会 長)
基調報告「弁護士における守秘の本質と公益配慮義務」
森際康友(国際法曹倫理学会理事長・明治大学特任教授)
第一部
「依頼者弁護士間の秘密保護と公益」の比較法的研究
9:50-11:00
講演1 “Secrecy and Democracy: deconstructing the Compliance Theory of Confidentiality”
「秘密保持と民主政――秘密保護に関するコンプライアンス説を脱構築する」
Norman Spaulding Stanford大学ロースクール教授
通訳:石田京子(早稲田大学准教授) ほか
11:00-11:30
講演2「依頼者弁護士間の秘密保護と公益—比較法的考察」
田村陽子(筑波大学教授)
11:30-11:45
特定質問
菊池 秀(弁護士)
11:45 -11:55
会場質疑
11:55 -12:00
第一部の整理
佐藤正謙
12:00-13:30
昼食
司会 大武和夫(元東京大学教授・弁護士)
第二部
「守秘と公益」の実務
13:30 -15:05
第二部のねらい「実務的問題とGlobal Justice」
大武和夫
講演1「マネー・ローンダリング対策と弁護士の役割――グローバル・ジャスティスについての競合する把握」
片山達達(弁護士・日弁連FATF第4次対日相互審査対応に関するWG前座長)
講演2「コンプライアンス支援における弁護士の公益配慮義務――依頼者の違法疑惑にどう対応するか?」(仮題)
浜辺陽一郎(青山学院大学教授・弁護士)
講演3「内部調査における「遵法理論」の実際と「創造的逸脱」の可能性――企業内弁護士の視点から」
佐成実(弁護士・東京ガス(株)参与)
特定質問
馬場陽(弁護士・日弁連弁護士倫理委員会委員)
15:05-15:30
休憩
15:30-16:20
シンポジウム
提題 森際康友
16:20-17:00
総合討論
17:30-
懇親会(事前申込制・先着順・当日会費徴収)
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