2020/01/27

【延期】第12回基礎法総合シンポジウム「人・移動・帰属―変容するアイデンティティ」

2020年4月25日(土)に日本学術会議講堂にて開催を予定しておりました第12回基礎法総合シンポジウム「人・移動・帰属―変容するアイデンティティ―」(日本学術会議法学委員会・基礎法学系学会連合共催)について、新型コロナウイルス感染症のリスクが日増しに高まっております現在、ご参加の方々のご健康、またもしもの場合の諸影響を考慮し、同シンポジウムを延期することとなりました。
参加に向けて準備をされていた皆様におかれまして、ご海容賜りますようお願い申し上げます。状況が落ち着いた頃に、シンポジウムを開催する予定にしておりまして、日程その他詳細が決まり次第、改めてご案内いたします。

2020年3月25日
お問い合わせ先
〒162-8473
東京都新宿区市谷本村町42-8中央大学法科大学院
山田八千子研究室内
基礎法学系学会連合事務局

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日時 2020年4月25日(土曜日)13:00-18:00(事前申込不要・入場無料)
場所 日本学術会議講堂(地下鉄千代田線乃木坂駅前)
http://www.scj.go.jp/ja/other/info.html

主催:日本学術会議法学委員会・基礎法学系学会連合(日本法社会学会、日本法哲学会、比較法学会、法制史学会、比較家族史学会、民主主義科学者協会法律部会)

開会挨拶 佐藤 岩夫(日本学術会議会員・東京大学社会科学研究所教授)

第1部 報告
企画趣旨説明 大西 楠・テア(専修大学法学部准教授)

佐藤 団(京都大学大学院法学研究科准教授)
 前近代における人・移動・帰属
松前 もゆる(早稲田大学文学学術院教授)
 移動・ジェンダー・世代―現代ヨーロッパにおける労働移動の事例から
小畑 郁(名古屋大学大学院法学研究科教授)
 日本の外国人法における「在留資格」概念の肥大化―そのイデオロギー批判のために
長谷川 貴陽史(首都大学東京法学部教授)
 わが国における移民・難民の包摂と排除―包摂と排除の中間的形態及び包摂概念の意味と限界について
瀧川 裕英(立教大学法学部教授)
 移動と帰属を徹底的に区別する

司 会   亀本 洋(日本学術会議会員・明治大学法学部教授)

第2部 総合討論
司会 大西 楠・テア(専修大学法学部准教授)
   浅野 有紀(日本学術会議連携会員・同志社大学大学院司法研究科教授)

閉会挨拶 小川 浩三(専修大学法学部教授)

問い合わせ:基礎法学系学会連合 事務局 kisohogaku@gmail.com
ポスター:https://1drv.ms/b/s!APPEjDs2cmmNgYAj

2020/01/11

人工知能学会オーガナイズドセッション

日本法哲学会の2022年度学術大会統一テーマは、「AIと法(仮題)」となりました。関連して、2020年度人工知能学会全国大会(https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2020/)において、オーガナイズドセッション 「OS-11 人工知能におけるプライバシー、公平性、説明責任、透明性への学際的アプローチ」が開催されます。
直前のご案内で恐縮ですが、1月22日(水)午後2時(JST)まで発表申込みもできます。法哲学の見地からのご発表も募集しておりますので、ぜひご検討ください。
https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2020/os#os-11

■OS-11について
本オーガナイズドセッションは、法学、倫理学、社会学、機械学習など様々な分野の研究者が同時に集う学際的な場を目指しています。
背景には、人工知能技術の発展及び社会実装が進む中、人工知能技術の向上のみならず、その利用におけるプライバシー保護や公正性、説明責任、透明性などへの配慮について社会的な関心や要請が高まっているため、様々な立場の意見を集約し、論点を整理したのち、実際の実装方法に関する議論すべきとの認識があります。
そのため、例えば、AI利用におけるプライバシーや公正性についてのケース分析などのご発表を歓迎しています。なお、持ち時間は、20分(質疑5分含む)です。
https://sites.google.com/view/ai-pfat2020

■発表申込手続き
ご発表の申込みは、2段階制になっています:
(1)まず、発表申込みを2020年1月22日(水)午後2時(JST)までにウェブから行います。この時点で、発表者情報、投稿区分*、演題(日/英)、キーワード(日/英)、アブストラクト(日/英)が必要となります。
https://jsai.confit.atlas.jp/presenter/contents

* 発表申込み時に「区分3:オーガナイズドセッション」の「OS-11 人工知能におけるプライバシー,公平性,説明責任,透明性への学際的アプローチ」を選択していただけると嬉しいです。これは、会員の工藤が、オーガナイザーを務めてるからです。
ただ、他セッションもご関心に沿うかもしれません。例えば、「OS-8 リーガルテックとAI ~法務・契約業務への応用~」「OS-26人工知能と倫理」などです。
https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2020/os

(2)次に、原稿(予稿)を03月04日(水)午後2時(JST)までにウェブに登録します。2~4ページ(日本語約4,000~8,000字,英語約2,000~4,000words相当)です。
そして、参加費+発表費を入金します**。
https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2020/author-guideline

** 参加費+発表費が高額に感じられるかもしれません…。理工系の学会とのカルチャーギャップにご注意ください。ちなみに、クレジット決済可です。
https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2020/attendance

人工知能学会でのご発表/聴講は、異文化感があって、面白い経験になると思います。
また、今年は熊本城ホール/熊本市民会館での開催ですので、現地の復旧・復興を体感する良い機会にもなるかと存じます。会期は、6月9日(火)~ 6月12日(金)です。ぜひご検討ください。皆様の参加をお待ちしております。

問い合わせ:工藤郁子(fumiko.kudoh [at] gmail.com)

2020/01/10

法理学研究会1月例会

法理学研究会1月例会を下記のように開催いたしますので、ご参加の程よろしくお願い申し上げます。

日時: 2020年1月25日(土)午後2時~6時
場所: 同志社大学・光塩館第1共同研究室(1F)

研究報告1: 
「P・スコフィールド『功利とデモクラシー:ジェレミー・ベンサムの政治思想』の翻訳をめぐって」
戒能 通弘 会員(同志社大学)

研究報告2: 
「Bentham's writings on Australia」
Anne Brunon-Ernst 氏(パリ大学教授、ANU客員研究員)
※ご報告、質疑は英語になります。適宜、通訳も致します。

*2月例会は、2月22日に開催いたします。

法理学研究会・幹事   戒能通弘   野崎亜紀子
法理学研究会ホームページ: https://houriken.wixsite.com/juris1933

2020/01/06

東京法哲学研究会1月例会

東京法哲学研究会1月例会につき、下記の通りご案内申し上げます。
奮ってご参加ください。

※ なお今回は、昨年10月の例会を台風により中止したことの影響により、3本のご報告をいただくことになっています。そのため開始時間が通常より早まっていますのでご注意ください。

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東京法哲学研究会1月例会
日時:2020年1月25日(土)13時15分~18時15分
場所:慶應義塾大学三田キャンパス東館4F・オープンラボ
(地図等:https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html)

※キャンパスマップ13番、東門の建物です。正面の階段左脇(警備員立哨の反対側)自動ドアから入るとエレベータがありますので、そちらで直接4階にお進みください。

1:小川亮氏(東京大学)
「憲法上の権利を問い直す」

2:星川竜之介氏(千葉大学)
「スピノザと自然権」(仮題)

3:大塚滋氏(東海大学名誉教授)
「純粋法学はまだ既決箱に入れられない」

○傍聴を希望される方がいらっしゃいましたら、事前に会員を通じて幹事までご連絡ください。

東京法哲学研究会 2019年度幹事 西村友海・大屋雄裕