2012/06/29

公開シンポジウム「これからの法学教育」のご案内


日本学術会議では、大学教育の質保証のために各専門分野での参照基準の作成作業を行っていますが、法学分野では現在、その最終段階にさしかかっています。そこで、広く大学における法学教育に携わっている方々や学部法学教育にご関心のある方々のご意見を伺い、それを参照基準案に反映させるために、以下の通り公開シンポジウムを開催いたします。

公開シンポジウム「これからの法学教育:法学分野の[参照基準]を考える」
日時:2012年7月21日(土) 13:00〜17:00
場所:日本学術会議講堂
   参加費無料、事前申込不要

開会挨拶/池田眞朗
第1部:報告及びコメント
  「大学教育の分野別参照基準案の作成について」広田照幸
  参照基準案の概要について
  「法学分野の参照基準案作成の基本的立場」河野正憲
  「法学分野の参照基準案について」河合幹雄
  コメント/小幡純子・松本恒雄・内藤光博
第2部:パネル・ディスカッション
閉会挨拶/浅倉むつ子
総合司会/井上達夫・浅倉むつ子

主催:日本学術会議大学教育の分野別質保証推進委員会・法学分野の参照基準検討分科会
   日本学術会議法学委員会

詳細はポスターをご覧ください。

2012/06/20

合同研究合宿のご案内


東京法哲学研究会と法理学研究会の合同研究合宿のご案内

 来る9月3日から以下のような日程で、法理学研究会と東京法哲学研究会の合同研究合宿を開催いたします。日ごろ交流の機会の限られている研究者の方々と、意見や情報を交換できる貴重な機会と存じますので、万障お繰り合わせのうえ、ふるってご参加くださいますようご案内いたします。両研究会以外の皆様のご参加も大歓迎 です。
 出席を希望される方は、メールにてご連絡下さい。8月9日(木)までに(必着)ご連絡いただければ幸いです。連絡先は、本案内の末尾をご覧下さい。

日程  9月3日(月)~9月4日(火)
会場  御殿場高原・時之栖 ブルーベリーロッジ   〒421-0033 静岡県御殿場市神山719
     TEL: 0550-87-3700  ホームページ:http://www.tokinosumika.com

スケジュール
第一日
 13:00頃 現地集合(御殿場高原・ブルーベリーロッジ、TEL: 0550-87-3700)
 関東からの参加者は、ひかり469号11:03東京発、三島11:47着ないし、こだま649号10:56東京発、 三島11:53着をご利用下さい。関西および名古屋からの参加者は、ひかり462号9:40新大阪発→9:56京都発→名古屋10:34発→三島 11:55着をご利用下さい。以上は、こちらで調べた時刻ですが、発車時刻等が変更される場合がございますので、必ず各自で、ご乗車前に時刻表をご確認下さい。なお、宿泊先にお願いして、定期便とは別に、12:15に三島駅北口から送迎バスを出してもらうことにしてあります。ブルーベリーロッジ着は13:00 頃となります。
 新幹線のダイヤの関係で、宿泊施設に着いてから食事をとる時間がございませんので、各自で昼食を済ませて来られるようお願いいたします。
14:00~14:10  開会、事務連絡
14:10~15:40 報告1 平井光貴(東京大学)
          「現代自然法論の擁護可能性」
          コメント 伊藤克彦(日本学術振興会特別研究員)
(報告40分、コメント15分、質疑応答35分の予定。以下同じ)

15:55~17:25 報告2 長谷川陽子(鶴岡工業高等専門学校)
          「ハンナ・アーレントの実存思想からみる哲学から政治への軌跡」
          コメント 森分大輔(聖学院大学)


休憩と温泉入浴
19:00~ 夕食(御殿場高原ビール・バイキング)
第二日9:00~10:30  報告3 中井良太(千葉大学)
          「リバタリアニズムにおける子供に関する一考察(仮)」
          コメント 栗田佳泰(富山大学)

10:45~12:15 報告4 小泉明子(京都大学)
          「家族概念をめぐる攻防――合衆国宗教右派のキャンペーンと司法戦略」
          コメント 井上匡子(神奈川大学)


12:15~    来年度の打ち合わせ
12:30~13:00 昼食

帰りのシャトルバスの時間
 施設で昼食をとられない場合: 時之栖北口12:55、高原ホテル前13:00、三島駅北口13:35
 施設で昼食をとられる場合: 時之栖北口13:55、高原ホテル前14:00、三島駅北口14:45

13:30~15:30 スポーツ大会  テニスを予定しています。ご希望の方は、幹事までご連絡下さい。
宿泊費
 10,000円程度。院生・ODの方は金額を配慮いたします。本年度から、従来のロッジに加えて、シングル・ルームを用意しております。料金価格差は、+3000円程度になります。

アクセス
 参加される方は可能なかぎり、上記の12:15発の送迎バスサービスをご利用ください。やむを得ず遅れて参加の場合のアクセス方法は、以下の通りです。
 車:東名高速道路・裾野インターより5分。
  電車:JR三島駅北口から、12:05、13:05、14:05、15:05、16:05、17:05、18:05、19:10にもシャトルバスが出ま す。JR御殿場線岩波駅よりタクシーで5分。なお、関西および名古屋からの参加者は、新幹線三島駅から沼津駅まで行き、JR御殿場線に乗り換えて「岩波」 駅よりタクシー・シャトルバスで5分となります。

問い合わせ先
 東京法哲学研究会幹事:藤岡 大助(tokyo2012hotetsu@gmail.com)
 法理学研究会幹事:濱 真一郎(shama@mail.doshisha.ac.jp)、早川のぞみ(nhaykw@andrew.ac.jp)

2012/06/06

法理学研究会6月例会

初夏の候、会員の皆様におかれましては、お元気でお過ごしのこととお慶び申し上げます。
さて、法理学研究会6月例会を以下の要領にて開催いたしますので、ご参加の程よろしくお願い申し上げます。

日時: 2012年6月23日(土) 午後2時~6時
場所: 同志社大学・光塩館 第2共同研究室

研究報告1: ミシェル・フーコーの法概念について
         ――ポスト構造主義法理論の可能性(仮題)
          綾部 六郎 会員(同志社大学助教)
研究報告2: マーサ・ヌスバウムのケイパビリティアプローチ
         ――その理論的意義と到達点
          中山 尚子 会員(立命館大学大学院)

* 7月例会は21日(第3土曜日)に、東京法哲学研究会との合同研究合宿は9月初旬に御殿場にて、開催します。

法理学研究会・幹事  濱真一郎早川のぞみ
研究会HP: http://www.geocities.jp/jurisprudence1933/

第6回基礎法学総合シンポジウムのご案内


第6回基礎法学総合シンポジウムのご案内
「巨大自然災害・原発災害と法―基礎法学の視点から―」

主催 日本学術会議法学委員会・基礎法学系学会連合(日本法社会学会、日本法哲学会、比較法学会、法制史学会、比較家族史学会、民主主義科学者協会法律部会)
日時  2012年7月7日(土) 13:00~18:00
場所  日本学術会議講堂(地下鉄千代田線乃木坂駅前)
連絡先 日本学術会議事務局・第1部担当 嶋津
    03-3403-5706
    Email: s251@scj.go.jp
その他 基礎法学系学会連合ホームページ:http://www.jasl.info/kisoho/

詳細についてはポスターをご参照ください。

【プログラム】
  • 開会挨拶 小森田秋夫(神奈川大学法学部教授・日本学術会議会員)
  • 企画趣旨説明 岡田正則(早稲田大学大学院法務研究科・日本学術会議連携会員)
  • 小林傳司(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授)「科学技術的思考と法的・社会的思考との相克」
  • 中山竜一(大阪大学大学院法学研究科教授)「科学的不確実性と法──巨大地震と原発事故から何を学ぶか」
  • 福井康太(大阪大学大学院法学研究科教授)「不安と不信感がもたらす無連帯と原発震災復興」
  • 中村民雄(早稲田大学法学学術院教授)「想定外の大災害時の初動救援―災害ボランティアと自治体の協働-」
  • 小柳春一郎(獨協大学法学部教授)「我妻榮博士の災害法制論―罹災都市借地借家臨時処理法と原子力損害の賠償に関する法律―」
  • 総合討論司会 奥山恭子(横浜国立大学国際社会科学研究科教授)・浅野有紀(学習院大学法科大学院教授)
  • 閉会挨拶 井上達夫(東京大学大学院法学政治学研究科教授・日本学術会議会員)

2012/06/02

東京法哲学研究会6月例会

東京法哲学研究会会員 各位
下記の要領で6月例会を開催いたします。

◇ 日時 2012年6月30日(土)15:00~18:00
◇ 場所  明治大学 駿河台キャンパス 研究棟4階第2会議室
 *リバティータワー1階及び3階から裏の研究棟に通じています。
 http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

◇ 報告者とタイトル
 報告者1: 唐澤裕智  氏 (千葉大学修士課程)
   論題: 「ハートにおける刑罰・責任論と法の概念の関係」
 報告者2: 浅野幸治  氏 (豊田工業大学)
   論題: 「T・ポッゲの世界正義論とD・ミラーの国際正義論」

※ 傍聴を希望される方がいらっしゃいましたら、事前に会員を通じて幹事までご連絡ください。 

東京法哲学研究会幹事 藤岡大助(tokyo2012hotetsu@gmail.com