2019/02/23

東京法哲学研究会3月例会

日時:2019年3月23日(土)15時~18時15分
場所:早稲田大学早稲田キャンパス8号館4階401教室
(地図等:https://www.waseda.jp/folaw/law/access/

1:小川 亮氏(東京大学大学院)
「ロナルド・ドゥオーキンの解釈方法論の分析とその擁護
 ——Justice for Hedgehogsを中心に」

2:飯田 高氏(東京大学)
「『取引可能な権利』の基礎(仮)」

終了後、会場周辺にて懇親会を開催いたします。参加される方は幹事までご連絡ください。
傍聴を希望される方がいらっしゃいましたら、事前に会員を通じて幹事までご連絡ください。

東京法哲学研究会2018年度幹事 郭 舜(skaku[at]waseda.jp)
研究会ウェブサイト:http://jj57010.web.fc2.com/thk/

2019/02/19

「人と情報のエコシステム(HITE)」研究開発領域 シンポジウム

「人と情報のエコシステム(HITE)」研究開発領域 シンポジウム
   理性から情動へ 〜 AI&データ時代、選択を委ねる人間たち
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【 日 時 】 2019年3月12日(火曜日) 18時00分~20時30分
【 会 場 】 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール(東京都港区六本木5‐11‐16)
【 参加費 】 無料/事前申し込み必要
【 詳    細 】     https://www.jst.go.jp/ristex/hite/topics/404.html

【 概     要】
AIやデータ社会の発展は、これからの人類社会や人間観を変化させ始めている。
2016年のアメリカ大統領選やBrexitにおいてフェイクニュースが投票行動に与えた影響にみられるように、「情報さえあれば、個人は理性的で合理的な選択を行いうる」という近代社会の基本理念はすでに崩れつつある。
また、生活のデジタル化に伴うターゲッティング広告やオーダーメイド型サービスなどの進展は、人間の主体的な判断より、機械による判断が優先される時代の到来を告げているようにもみえる。

このような時代を迎えるにあたって、私たち人類は今後も「近代的個人」が持つべきとされてきた「理性的な判断能力」に依拠し続けるべきなのだろうか。
そうではなく、従来の人間観を更新し、「理性」ではなく「情動」に基づいた社会システムを構築していく可能性を探るべきではないだろうか。
本シンポジウムでは「理性から情動へ」をテーマに、新たな個人と社会の「徳(Virtue)」とはなにか、そして人間と機械が融合した人機一体の哲学=人機学の確立を議論する。

【プログラム】
18:00-18:15 開会挨拶・話題の提供 「ターゲッティング広告の衝撃」
國領二郎(慶應義塾大学総合政策学部 教授/「人と情報のエコシステム」総括)

18:15-18:55 講演 「情動の哲学~人機一体時代の新しい哲学」
信原幸弘(東京大学大学院総合文化研究科 教授/「人と情報のエコシステム」アドバイザー)

18:55-20:25 パネルディスカッション 
「『機械による選択』を前提とした社会システムとは?」
稲谷龍彦(京都大学大学院法学研究科 准教授)
柴崎亮介(東京大学 空間情報科学研究センター 教授)
鈴木貴之(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)
ドミニク・チェン(早稲田大学文学学術院 文化構想学部 准教授)
信原幸弘(東京大学大学院総合文化研究科 教授/「人と情報のエコシステム」アドバイザー)
モデレーター:塚田有那(編集者・キュレーター)

20:25-20:30 閉会挨拶
森田 朗(津田塾大学総合政策学部 教授/科学技術振興機構社会技術研究開発センター長)

【お問い合わせ】
科学技術振興機構社会技術研究開発センター「人と情報のエコシステム」領域事務局
Tel:03-5214-0133  Fax:03-5214-0140
E-mail:info-ecosystem@jst.go.jp

2019/02/17

法曹倫理国際シンポジウム東京2019

法曹倫理国際シンポジウム東京2019
International Legal Ethics Symposium in Tokyo 2019 (ILEST19)
秘密の保持――その理論と実践

日時: 2019年3月9日(土) 9:30-17:00
会場: 東京大学本郷キャンパス法3号館8階(801号室)
地図: http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_03_j.html
参加対象者: 法律専門職・研究者
申込:  要申込(先着90名)    参加費: 無料
申込先: 事務局 弁護士・矢野亜紀子(symposium2019@mishimalaw.jp

主催:
○弁護士および弁護士会の専門職倫理的当為研究会
○愛知法曹倫理研究会
○科研費基盤研究B「法曹倫理の三元的展開――当事者・法曹・専門職自治組織の役割」
協賛:
○日本弁護士連合会
○公益社団法人 商事法務研究会
○早稲田大学法曹倫理研究会

司会 若林 弘樹(弁護士・東京大学大学院法学政治学研究科客員教授)

9:30
開会の辞    菊地 裕太郎(日本弁護士連合会会長)
基調報告「弁護士における秘密保持の本質と履践」
森際 康友(国際法曹倫理学会理事長・明治大学法学部特任教授)

第一部 秘密保持の理論
9:45
講演1 The Moral Basis of Confidentiality 秘密保持の道徳的基礎
David Luban(ジョージタウン大学・法学及び哲学特別教授)
通訳:石田 京子(早稲田大学法科大学院准教授)
10:45
講演2「秘密保持と依頼者に対する報告義務の限界」
尾関 栄作(弁護士・名城大学大学院法務研究科等非常勤講師)
11:15
特定質問    榎本 修(弁護士・名古屋大学大学院法学研究科教授)

11:35    会場質疑
11:50    第一部の整理  若林 弘樹

12:00-13:30 昼食

第二部 秘密保持の実践
司会 菊池 秀(弁護士・東京大学大学院法学政治学研究科非常勤講師)
13:30 
講演1「依頼者弁護士間の通信秘密保護制度とは何か」
片山 達
(弁護士・日弁連 依頼者と弁護士の通信秘密保護制度の確立に関するWG座長)
講演2「弁護士における秘密保持は誰のために――比較法的考察」
田村 陽子(筑波大学ビジネスサイエンス系法曹専攻教授)
講演3「英米の秘匿特権と通信秘密保護の制度」
我妻 学(首都大学東京法学部・大学院法学政治学研究科教授)
講演4「米国における社内調査の実務と通信秘密保護制度」
矢吹 公敏(弁護士・競争法フォーラム副会長・事務局長)
講演5「社内調査と通信秘密保護」
片山 達

14:45 – 15:00  休憩

15:00     シンポジウム
16:00     総合討論
16:55 -17:00   まとめ  森際 康友

17:30- 懇親会(事前申込制・先着順・当日会費徴収)


2019/02/08

法理学研究会2月例会

法理学研究会2月例会を下記のように開催いたしますので、ご参加の程よろしくお願い申し上げます。

日時: 2019年2月23日(土)午後2時~6時
場所: 同志社大学・光塩館第1共同研究室

研究報告1:「ガンス法思想の広がり─『ガンス 法哲学・社会哲学論集』を中心にして」
中村 浩爾 会員(大阪経済法科大学名誉教授)

研究報告2:「法における方法としての構成(Konstruktion)に関する一考察」
菊池 亨輔 会員 (京都大学)

法理学研究会・幹事 戒能通弘 野崎亜紀子
法理学研究会ホームページ: https://houriken.wixsite.com/juris1933