2018/02/25

2018年第11回東アジア法哲学大会(香港)

2018年12月13日と14日に、中国香港大学にて第十一回東アジア法哲学大会(11th East Asian Conference on Philosophy of Law)が開催されることになりました。今回の大会は香港大学法律学院中国法研究センターが主催しますが、香港大学法律学院創設50周年の記念イベントの一つとしての意味ももたせたいと思っております。

今回の大会のテーマは、「正義、尊厳および法治(Justice, Dignity and the Rule of Law)」です。

東アジア法哲学大会は二年おきに開催されます、最近の二回は2014年に第九回大会が韓国のソウル(韓国外国語大学)で行われ、2016年に第十回大会が中国北京(中国政法大学)で行われました。毎回何十名或いはそれ以上の数のアジア、西側の学者が参加しています。
 
2018年12月香港大学にて行われる今回の大会は全体会議と分科会議からなります。
         
今回の大会で報告する論文の要綱(論文のテーマと要点)を募集いたします。詳しくは上のサイトにてご覧ください。参加希望者の方は、以下いくつかの事項をご注意ください:

 ・参加申し込み(論文のテーマと要点をまとめて提出)の締め切りは2018年×月X日となります。
 ・大会の公用語は中国語と英語(論文要綱および論文本文の報告は中国語或いは英語)です
 ・必ずしも本大会のテーマ「正義、尊厳および法治」に拘る必要がなく、法哲学およびその関連領域に関する論文であればいいです。
 ・個人で論文要綱を提出する以外、参加者自らチーム(panel)を結成して分科会議(parallel sessions)に参加することを特に歓迎いたします。そのチームに参加する方には、個人の論文要綱用紙のほかに、チーム(panel)会議用の要綱用紙を記入していただきます。この二つの要綱用紙は上のサイトでダウンロードできます。チーム(panel)会議用の要綱内容はチーム会議のテーマ、司会役或いはコメント役の名前、少なくとも三人の報告者の名前とその論文のタイトルからなります。コメント役はそのチーム(panel)会議の司会役と報告者を兼任することができます。
 ・本大会で自分の研究を報告したい方には、必ず論文要綱(論文のテーマと要点)の提出および会議での口頭発言(約15分程度)をするよう、お願い申し上げます;論文全文のご提出は歓迎しますが、強制いたしません。
 ・今回の大会 を参加するには手数料が不要ですが、会議の後に晩餐会を参加したい方は食費を払う必要があります、詳細は上のサイトにて。参加者の旅費と宿泊代は自払いとなります。ホテルを予約するための情報は上のサイトにて掲載してあります。
 今回の大会は、東アジア各地の法哲学の学者が一堂に集まり、共通の関心問題を語り合う滅多にないチャンスとなるのでしょう。香港でお会いするのを楽しみにしております。

(今井弘道氏よりの情報を、菅原寧格会員の依頼で掲載しています。)

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