2022/06/11

第13回基礎法学総合シンポジウム(法哲学会企画)

〈危機は法を破る〉のか?危機管理における人権制約と権力統制の問題


パンデミック、戦争……予測不可能な危機が現実に到来している。法の支配と人権保障を核心とする立憲民主社会が、その根幹を損なうことなく危機管理を実効的に遂行することは、いかにして可能か。コロナ禍に焦点を置いて考察する。


主催 基礎法学系学会連合(日本法社会学会、日本法哲学会、比較法学会、比較家族史学会、民主主義科学者協会法律部会)・日本学術会議法学委員会

日時 2022年7月23日(土) 13時~18時

形式 オンライン開催

参加費無料・要事前申込

以下のサイトの申込フォームより要事前申し込み(7月19日(火)まで)

https://sites.google.com/view/kisoho2022


お問い合わせはメールアドレス: kisohogaku(a)gmail.com ※(a)を@にしてお送

りください.



詳細についてはポスターあるいは上記ウェブサイトをご覧ください。


内容

開会挨拶   南野  佳代(日本学術会議会員・京都女子大学法学部教授)

  

第1部 報告

司会     田口 正樹 (日本学術会議連携会員・東京大学大学院法学政治学研究科教授)


井上 達夫(東京大学名誉教授)

「企画趣旨説明」  


薮本 将典(慶應義塾大学法学部准教授)

「必要は法を持たないNecessitas non habet legem  ―1720年マルセイユにおけるフランス王権のペスト禍対応を素材として」

      

毛利 透(京都大学大学院法学研究科教授)  

「新型コロナへの対応をめぐる憲法上の議論:ドイツの場合」


香西 豊子(佛教大学社会学部教授)

「隠す家族、差し出す家族  —日本の幕末・明治期における〈予防接種を打たせる論理〉の転回とその帰結」


福井 康太(大阪大学大学院法学研究科教授)     

「法的規制厳格化は自由を損なうか? ―社会的同調圧力依存の問題性」


松尾  陽(日本学術会議連携会員・名古屋大学大学院法学研究科教授)

「監視と自由 ―権力による監視と権力に対する監視」


市橋 克哉(名古屋経済大学法学部特任教授)

「専門知の自律性の危機とその再生  ―学問に対する政策のコントロールと学問の権威主義化のなかで考える」

                                   

第2部  総合討論

司会      井上 達夫(東京大学名誉教授)

      大西 楠・テア(専修大学法学部教授)


閉会挨拶   亀本 洋(日本学術会議会員・明治大学法学部教授) 

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